【団体設立のご報告】
一般社団法人 100年時代支援機構 終活研究会
代表理事の賀集一弥です。
私が「終活」と出会ったのは2012年。たまたま観たテレビ番組がきっかけでした。興味本位で検定を受けに行ったのですが、そこで「終活」の本質に触れ、その大切さに心を動かされました。気がつけば、この分野に深く関わるようになっていました。
なぜそこまで惹かれたのか――。今振り返ると、それは父の死が大きく影響していたのだと思います。
父は多忙な人で、私が子どもの頃から会話は少なく、大人になってからも距離は埋まらないままでした。肺がんで余命宣告を受けた後も、心から向き合って話すことはできず、旅立ちのときには“伝えられなかった言葉”だけが胸に残りました。
それから10年ほど経ち、「終活」と向き合い続ける中で、私はようやく気づきました。
「本当は、父とちゃんと話がしたかったんだ」と。
この経験から私は、終活とは“人生を整えるための手続き”ではなく、「大切な人とつながるためのコミュニケーション」であるべきだと確信するようになりました。
この想いをかたちにするため、このたび【一般社団法人100年時代支援機構 終活研究会】を設立いたしました。
「人生100年時代を“自分らしく生き、笑顔で終える”人を増やすために、終活に関する知識と行動の機会を届ける全国型コミュニティ」
本団体は、終活に関わる実践者や専門家が、ゆるやかにつながり、学び合い、支え合う全国ネットワークを目指しています。
終活の相談を受ける現場では、私一人では解決できないことも多く、多くの専門家の力をお借りしてきました。
だからこそ、「終活を通じて人の役に立ちたい」「誰かを支えたい」と願う方々が、安心して活動できる組織をつくりたい――その想いが、今回の設立につながっています。
今後は、会員制度をもとに、終活に関するセミナーの開催や研究活動、資格制度の整備、地域との連携を柱として、共に成長できる学びの場と、信頼される相談体制を構築していきます。
終活に関わるすべての方とともに、この社会を少しでもあたたかく、やさしいものにしていけたらと願っています。今後ともどうぞご指導・ご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。
【事業概要】
・オンラインを中心とした会員制終活コミュニティサロン運営
・終活の支援をできる人材を育成するための資格制度運営
・一般向け検定の開催運営
まずは会員コミュニティから始めます。
ここでは終活の資格の取得の有無は問いません。既に資格をお持ちであったとしても大歓迎。会員になるのに資格を取得する必要はありません。
興味を持っていただいた方は以下よりお申込ください。
その他詳細につきましては随時公開、案内をしてまいりますので、よろしくお願いします。
一般社団法人 100年時代支援機構 代表理事
理事紹介

代表理事 : 賀集一弥(かしゅう かずや)
1972年兵庫県尼崎市生まれ。大学卒業後、大手証券会社を経て外資系生命保険会社に18年勤務。その後、生命保険会社の管理職を経て、終活の世界へ。終活カウンセラー協会で副代表理事として全国で講演・講座を担当し、NHKやBS日テレにも出演。現在は一般社団法人100年時代支援機構の代表理事として、終活を「自分らしく生きるための活動」と位置づけ、人生の最期を前向きに迎えるための支援を全国に広げている。

副代表理事 : 西村愛(にしむら あい)
豊前総合法律事務所
法律事務所スタッフとして、終活や人生設計に関する情報発信やイベントの企画・運営に取り組む。「終活をとおして、人生をあたたかく語り会える居場所」を創りたいという想いから、地域の終活コミュニティづくりのため、終活お話会というイベントを毎月無料で開催中。

理事 事務局長 : 長谷雄蓮華(はせお れんか)
浄土宗励声山 大法寺 住職
「ラジ和尚」としてメディア出演や講演活動を行い、仏教的視点からの人生観や終末期支援を広く発信。地域社会の課題解決や終活支援にも積極的に取り組む。一般社団法人100年時代支援機構 理事として、多様なネットワークと経験を活かし、安心して生き抜くための社会づくりに貢献している。

理事 : 荒誠一(あら せいいち)
合同会社アイキャリー 代表社員
北海道伊達市で終活関連の仕事をして14年。元々は家電量販店に勤めるサラリーマンでしたが地元で独立。終活との出会いは当時ご高齢のお客様から介護施設に引っ越しするので家財道具を片付けて欲しいとのご依頼をいただいたのが、今で言う生前整理でした。それが終活を始めるきっかけになりました。今では伊達市市民講座講師や市民後見人として高齢の方や障がい者のかたの権利擁護を中心とした活動をしていく予定です。

理事 : 川崎直美(かわさき なおみ)
行政書士川崎直美事務所 代表
友人の死をきっかけに終活と出会い、支援の必要性を感じ行政書士に。
行政書士事務所を開業し、高齢者サポートや相続手続きに対応。
各地で終活やエンディングノートに関する講演も行う。

理事 : 正田智子(しょうだ ともこ)
あすかセレモ株式会社 代表取締役
群馬県みどり市出身。ピアノ講師や子育てを経て葬祭業へ。
2006年にあすかセレモ株式会社代表取締役に就任し、「あすかホール」をはじめ葬祭式場・仏壇販売・アフターサービスの他 「あすか終活大学」を展開。地域密着型のサービスで群馬県桐生市・みどり市にて事業を展開し、桐生商工会議所青年部では2023年に女性初の会長を務めるなど、地域貢献にも積極的に取り組んでいる。

理事 : 西村幸太郎(にしむら こうたろう)
豊前総合法律事務所 代表弁護士
言葉の力で人を救う弁護士の仕事に誇りを持ち、愛する地方のインフラとして、リーガルサービスを提供。地方でも必ず生じる相続の領域で、事前対策により「笑顔相続」を増やし、地域の方々のファーストチョイスとなれる事務所を目指して奮闘中。終活を通じ、地方を、日本を、社会を豊かにしていきたいという想いから、「終活お話会」を毎月連続開催。地方の「生涯の学びを支援する法教育」に力を入れ、地方貢献を重ねている。

理事 : 宗廣敏充(むねひろ としみつ)
株式会社宗輪 代表取締役
「100年時代」と言われる今、人生の終盤について考えることはより良く生きるための大切な一歩です。終活は単に「最期」に備えるだけでなく、これからの日々を自分らしく、笑顔で過ごすための「始まり」なのです。
ご自身やご家族の見取り、葬儀、相続など、エンディングに関する様々な不安を安心に変え、あなたの人生の物語をより豊かにできるようお手伝いします。未来の自分と大切な人のため、今できる準備を始めませんか。